靴は足を守り、歩行を助ける暮らしの道具と考えてます。
道具は使う人、使い方によって使いやすい形があります。
足の形は、顔と同様、人それぞれ異なり、左右の足でも違います。
靴を履く環境も人によって違います。
また靴は身につけるもの。
好みの色やデザインも違います。
履く人が自分の足の為に、履き方を考えながら、好みの靴を作るのが、
その人に一番合った靴ができると考えています。
そのお手伝いが出来たらいいなと思い、
靴作り教室を開催しています。
また靴を作りながら、
モノづくりの楽しさも味わってもらえたらいいなと思っています。
私事ですが、昔から足に合う靴がなかなかみつからず、
靴選びに悩み慎重になっていました。
自分に合う靴を求め、履き心地を求め、
靴や足、中敷きについて色々調べたり、勉強しているうち、
靴の大切さや、靴作りの楽しさを知るようになり、
靴に携わる仕事をするようになっていきました。
靴と足の勉強をしていく中、
私の足の形が平均よりかなり外れていることがわかりました。
市販の靴は足の統計をとって、その基準に沿って作られているので、
残念ながら、お店に行ってもピッタリ合う靴に出会えないのもわかりました。
けど、自分で靴を作るようになって、
靴を選ぶことから解放され、ずいぶんと楽になりました。
菅沼靴工房 主宰 菅沼康行
・2002年 靴の学校・フロイデにて、整形靴の基礎を学ぶ。
・2003年 東京、目白のコンフォートシューズを扱う靴店で働きはじめる。
・2004年 moge workshop にて、靴作りを学ぶ。
同時に(株)シュリットで靴の修理、改造に携わる。
・2005年 moge workshopの貸工房制度を利用して、靴作りを続ける。
・2009年 シュリットで靴修理をしながら、
東京日野市の自宅近くに靴工房を開く。
・2013年 仙台市青葉区立町に移転。